『エフェクトや位置・スケールを一括変更!複数の画像やテキストクリップをまとめて編集する方法』-調整レイヤー-【動画編集 Premiere Proプレミアプロ】

『エフェクトや位置・スケールを一括変更!複数の画像やテキストクリップをまとめて編集する方法』-調整レイヤー-【動画編集 Premiere Proプレミアプロ】

「画像やテキストの位置やスケールを一括で変更したい!」
「複数のクリップに一まとめてエフェクトを適用したい!」

多くの素材やテロップを重ねて使用する際に、一括で変更する効率の良い編集が時短に不可欠となります。

そこで今回は、『画像やテキストなど複数のクリップに、一括でエフェクトを適用したり位置・スケールをまとめて変更をする方法』をご紹介!

▼今回の目標達成ステップ

  • 調整レイヤーの使い方を理解する
  • 複数の画像やクリップの位置やスケールを一括で変更する
  • 複数のクリップにまとめてエフェクトを適用する

調整レイヤーについて

調整レイヤーとは?

タイムライン上で1つのクリップとして使用でき、調整レイヤーに適用したエフェクトの効果は、その下位レイヤーにある全ての素材やテキストクリップに反映させることができます。

ちなみに調整レイヤー単体では、クリップを再生してもプレビュー画面に何も表示されません。

調整レイヤーの作成方法

  • 「プロジェクト」パネル>「新規項目」マーク>「調整レイヤー」
  • 調整レイヤーのビデオ設定は基本的にデフォルトのまま>「OK」
  • 「調整レイヤー」という名前で「プロジェクト」パネルに作成される

調整レイヤーで複数の素材を一括で位置・スケール変更する方法

大まかな手順は以下の通りです。

  • シーケンスにクリップ(一括変更したい素材)を並べておく
  • シーケンスの最上位のビデオトラックに調整レイヤーを追加
  • 調整レイヤーにエフェクトを適用し編集する
  • 調整レイヤーに追加した効果が自動でシーケンス内下位クリップに反映される

ではそれぞれの工程を細かく見ていきましょう。

シーケンスに調整レイヤーを追加

作成した調整レイヤーをシーケンスに追加します

  • 「プロジェクト」パネル
  • 「調整レイヤー」をドラッグ&ドロップでシーケンスに追加
  • 調整レイヤーを他のクリップの上に配置
  • 調整レイヤークリップの左右の端をドラッグし、長さを他のクリップに合わせる

調整レイヤーに「トランスフォーム」エフェクトを適用

素材のモーション(位置やスケールなどのプロパティ)を変更する「トランスフォーム」というエフェクトを使用します。

  • 「エフェクト」パネル
  • 検索ボックスに「トランス」と入力して検索
    • 「ビデオエフェクト」>「ディストーション」>「トランスフォーム」でも可
  • 「トランスフォーム」を調整レイヤーにドラッグ&ドロップで適用

調整レイヤーのエフェクトを調整、複数のクリップの位置とスケールを一括変更

調整レイヤーのエフェクトを調整すると、自動でシーケンス内の「調整レイヤー」クリップの下にある全ての素材クリップの位置とスケールが一括で変更されます。

  • シーケンス内の「調整レイヤー」クリップを選択
  • 「エフェクトコントロール」パネル>「トランスフォーム」エリアを編集
  • 「位置」や「スケール」の数値を変更する
  • 「プログラム」パネルで一括変更後のプレビューを確認

おまけ -他のエフェクトを一括で適用させてみる-

今回は、『画像やテキストなど複数のクリップに、一括でエフェクトを適用したり位置・スケールをまとめて変更をする方法』について紹介しました。

調整レイヤーを使った同様の方法で、複数クリップを一括でトリミングしたりカラー補正することも可能です。

  • 「調整レイヤー」クリップに「クロップ」と「Lumetriカラー」を適用
  • 調整レイヤー選択>エフェクトコントロールで編集
    • クロップ:左 50%
    • Lumetriカラー:彩度 0
  • 下記参考画像のプログラム(プレビュー)のように反映される

▼独学でつまずいている方・動画編集で収入を得たい方は下へスクロール▼

独学でつまずいている方・動画編集で収入を得たいと思っている方へ


5G・6G環境の普及、社会に浸透し続けるSNS環境などに後押しされ、動画メディアの需要は近年非常に高くなっています。
そして今後も拡大し続ける動画市場に伴って、動画編集者の需要も伸び続けると予想されます。


そのため動画編集のスキルを身につければ、個人でも自分の力で収益を得ていくことは十分に可能です。


動画編集は他の副業スキルと比べても扱いやすくおすすめのジャンルです。プログラミングほど難解ではなく、素人にとってのwebデザインのように抽象感もなく、ライティングより圧倒的にライバルが少なく時間単価も良いからです。


動画編集を本気で学べば短くて1ヶ月ほどでスキルが身につき、その後、月に1万円の収入を出すことも可能です。
(当講座受講生の実例:初心者からPremiereProの学習を始め、2ヶ月目で単価2,500円のTik Tok広告動画を4件獲得。)


副業ブームが来て久しいですが、会社に依存するだけでは失職のリスクは今後も大きくなるでしょう。自分のスキルで収入を得る力がより必要になってきます。

動画編集から仕事の取り方まで、プロの講座を本気で学べば数ヶ月で月5万円の収入も見込めるようになります。

独学からフリーランスとして自律する動画編集者もいますが、その多くは人並み外れた根性と膨大な無駄な時間を一人で費やしているのが共通点です。1年かかっても1万円の仕事も取れない人もいます(筆者はこのタイプで今では非常に後悔しています)。


1年かけて無収入な人、1年で10万円の受講代を払って30万円稼ぐ人、2年目からもその差は大きく開いていきます。


もし、独学で遠回りしまくっている方、つまずいて挫折しそうな方、早く動画編集のスキルアップをして収入に繋げたい方がいましたら、一度受講を検討してみてはいかがでしょうか?


弊サイトの講座はマンツーマンで、業界でも格安の価格設定、受講者からも好評の声を頂いています。(同じ講座内容で10倍の受講料を取る他社スクールもあります)。


下記リンク先から飛べるジモティーで実際の口コミも見られます。
効率的にスキルアップしたい方、動画編集者を目指している方のご参加をお待ちしております。