『端(一文字目)から表示』-文字を動かすテロップアニメーション-【動画編集-Premiere Pro】

端(一文字目)から表示』-文字を動かすテロップアニメーション-

今回は、テキストの端(一文字目)から滑らかに表示される、テロップアニメーションの作り方をご紹介。
アニメーションインとしてよく使用されますので、ぜひ練習してみてください。

▼今回の目標達成ステップ

  • 端(一文字目)から表示されるテロップアニメーションの作成
  • トリミング(表示の境界線)のアニメーションを滑らかにする

キーフレームを使用した基本的なテロップアニメーションの作成法はこちらを参照:『テロップアニメーションの作り方-キーフレーム編-』

本格テロップアニメーションの作り方/文字を動かす方法-キーフレーム編-

トランジションを使用した簡単なテロップアニメーションの作成法はこちらを参照:『テロップアニメーション-トランジション編-』

テロップアニメーション-トランジション編-

端(一文字目)から表示するテロップアニメーションを作成

アニメーションに必要なキーフレームの打ち方を知っている想定で説明します。
キーフレームの打ち方は上記の『テロップアニメーションの作り方-キーフレーム編-』をご覧ください。

テキストクリップをトリミングするエフェクトを適用する

ビデオクリップを上下左右でトリミング可能なエフェクト「クロップ」を、テキストクリップに適用します。

  • 「エフェクト」>「クロップ」検索
  • ドラッグ&ドロップでテキストクリップに適用

テロップが端(一文字目)から表示されるキーフレームを打つ

下記の手順で、テロップが端(一文字目)から表示されるアニメーションを作成します。

  • シーケンス内テキストクリップを選択>「エフェクトコントロール」パネル
  • クリップの先頭にインジケーターを移動
  • 「クロップ」エリア「右」を「100」にしてキーフレーム作成
    (テロップが完全にトリミングされる位置)
  • クリップの先頭から少し再生した(右側)箇所にインジケーターを移動
  • 「右」を「0」にしてキーフレーム作成
    (テロップが完全に表示される位置)

作成したテロップアニメーションの速さを調整

アニメーションを作成したら、再生して動きや早さをチェックしましょう。

  • アニメーションの展開を速くしたい場合:キーフレームの間隔を狭める
  • アニメーションの展開を遅くしたい場合:キーフレームの間隔を広げる

テロップのアニメーションを滑らかにする

テロップのトリミング(表示の境界線)にぼかしを入れ、アニメーションを滑らかにします。

  • シーケンス内テキストクリップを選択>「エフェクトコントロール」パネル
  • 「クロップ」エリア「エッジをぼかす」を「150」にする
    • プログラムのプレビューを見ながら調整する

テロップアニメーションチャレンジ

今まで学んだことを活かして、今度は「右端(最後の文字)から表示されるテロップアニメーション」を作成してみましょう!

▼ヒント

  • クロップの「左」を編集

おわり

今回は、テキストの端(一文字目)から滑らかに表示されるテロップアニメーションの作成法を紹介しました。
様々な場面で使えるアニメーションなので、どんどん活用しましょう。

テロップアニメーションの作成サンプルは今後もどんどんアップしてきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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