TikTokは今や若い世代に大人気のSNSアプリですが、最近では広告収入で稼ぐ人が急増しています。
特に、TikTok広告動画の特徴として”一般投稿・素人感”が好まれるため、未経験・初心者でもTikTok広告の動画編集を副業にすることで、簡単に収入を得ることも可能です。
そこで、本記事では現役の広告動画編集者から見た、TikTok広告の動画編集を副業として行う方法を徹底解説していきます。
TikTok広告の概要
TikTok広告とは
TikTok広告とは、TikTokユーザー向けの広告配信サービスです。
この広告を見たユーザーは、その広告を配信した企業の商品やサービスを知ることができます。
TikTok広告の種類
TikTok広告には、下記のような種類があります。
動画編集者が主に関わるのは、インフィード広告です。
- インフィード広告:投稿欄の「おすすめ」に表示され、一般投稿に紛れる効果がある
- 起動画面広告:TikTokアプリの起動時に最初に表示される
- ハッシュタグチャレンジ:企業が設定したハッシュタグをユーザーが使用して投稿する
- インフルエンサー起用:人気ユーザー(インフルエンサー)に依頼して宣伝投稿してもらう
TicTok広告動画の副業で必要な動画編集アプリ・ソフト
何はともあれ、動画編集をする術を用意しましょう。
実際に、TikTok広告動画編集の依頼を100件以上受注してきた筆者が厳選するアプリ・ソフトをご紹介します。
実際のTicTok広告の実際の案件募集画面
(2023.4.3)
CapCut
スマホの無料アプリで簡単に動画編集の副業を始めるなら、「CapCut」一択です。
TikTok広告動画の特徴として、”一般投稿・素人感”が好まれるため、有料ソフトの凝った動画編集はむしろ避けられる傾向があります。その為、当アプリで動画編集できる人がクライアントに重宝されます。
他のアプリやPCソフトで動画編集する場合でも、AI音声の作成として必須といえるアプリなので必ずインストールし、扱い慣れておくことをおすすめします。
- クライアントが「CapCut」での動画編集を指定している案件多数
- 他の編集ソフト使用でも、「CapCut」のAI音声読み上げツールは基本必須
- 無料で簡単に副業にチャレンジできる
Adobe Premiere Pro
動画編集を副業・本業として本格的に稼ぐには、Premiere Proがベターでしょう。
サブスクリプションの有料動画編集ソフトですが、筆者の5年間の経験上、動画編集の案件全般で指定されることが最も多いです。
- クライアントから最も指定・重宝される動画編集ソフトの一つ
- TicTok広告以外でも動画編集案件全般に対応可能
- 副業の為に応募できる案件数が大幅に増える
- 相場の中でも比較的高単価を狙いやすい
未経験初心者がTikTok広告動画編集で副業するまでのロードマップ
CapCutのアプリのみ使用する場合は、早ければ1週間ほどで副業を開始する人もいます。
Premiere Proを使用した場合も、1カ月ほどで案件獲得を狙えます。
TicTok広告動画の案件獲得に必要なスキル
素材収集
絶対条件として著作権フリー、商用利用可、クレジット記載不要の素材を自分で集めることが必要です。
- 画像、イラスト、動画などの素材収集
- SE(効果音)、BGM(音楽)素材の収集
現役広告動画クリエイターお勧めの素材サイトはこちらを参照
ナレーション作成
TicTok広告動画編集では、ナレーション作成込みで依頼されることが多いです。
- AI音声読み上げによるナレーション音源を作成
「CapCut」アプリを使用し、AI音声を作成する方法はこちら。
動画編集スキル
具体的な項目としては、以下編集ができる必要があります。
- 画像・動画挿入
- 映像・音声カット編集
- テロップ作成
- SE(効果音)、BGM(音楽)挿入
- エフェクト
- アニメーション
現役広告動画クリエイターによるセミナーの参加はこちらから。
リンク先の「Premiere Pro基本講座」「Premiere Pro応用講座」「ショート広告画講座」がおすすめです。
本サイト内に、Premiere Proの講座記事をアップしています。
案件応募のノウハウ
仕事は、クラウドソーシングで探すことができます。
TicTok広告動画編集は、未経験初心者向けの案件も多くハードルが低いのでどんどん応募しましょう。
不採用でも全く気にせず、数打てば当たる精神を持ち続けることがとにかく大切です。
下記を徹底すれば、必ず採用されるようになります。
- クラウドソーシングにアカウント作成
- 採用されやすい提案文・応募文を作成する
- ポートフォリオ作成して応募文にリンクを貼る
- 仕事を探して多数応募する
- 最初は「初心者・未経験歓迎」の案件を狙う
- 実績(受注した数)を作るまで、自ら低単価(500円ほど)で提案する
副業の始め方、クラウドソーシングでの仕事の取り方の詳細はこちらを参照
未経験でも採用されやすいクラウドソーシング提案文・応募文の書き方の詳細はこちらを参照
TikTok広告動画のポートフォリオを作成したい方にお勧めの講座
TikTok広告の動画編集を副業にするコツのおまけ
以上、TikTok広告の動画編集を副業にする方法を解説してきました。
おまけの話ですが、普段TikTokを頻繁に視聴しているユーザーであることは、TicTok広告動画の編集者として選ばれるための強みになります。
動画や音楽などトレンド雰囲気を意識してTikTokを視聴するようにしてみましょう。
また、「リサーチの為に毎日TikTokの試聴をしている」と応募文にも記載すると、クライアントに喜ばれ採用されやすくなります。
TikTok広告動画の編集は、昨今爆発的に案件数も増えスキル難易度も低いため、副業として始めるには大変おすすめのジャンルです。
ぜひ本記事を参考にチャレンジしてみたください。
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