動画編集初心者向けに、『動画のサイズや解像度』について、わかりやすくご紹介。
▼今回の目標達成ステップ
- 動画のサイズ、解像度について理解する
- 一般的な動画の種類について知っておく
①動画のピクセル(px)とは?
正式な英語はpixel。略してpxと表記される。”画素”と同義。
コンピューターで扱う画面(デジタル画像など)を構成する最小要素のこと。
画面上、ピクセルは”色”を持つ最小の粒、ドットは光の最小の粒。
- 画面を構成する粒の最小単位
②動画の解像度とは?
1フレーム(画面)を構成するピクセル(px)数。
例えば”1920px × 1080px”とは、ピクセルが横に1920個、縦に1080個並んでいるということ。
- 1画面あたりのピクセル数
- 解像度が高い(ピクセル数が多い)ほど鮮明、高画質
③動画のアスペクト比
1フレーム(画面)を構成する縦横の長さの比率。
例えば正方形は”アスペクト比1:1”。
- 1画面の縦横の比率
④動画のサイズ
1フレーム(画面)の縦・横それぞれの方向に並べられるピクセルの数。要するに縦と横の長さ。
- 1画面の縦横の長さ。
⑤動画の種類
種類(サイズ) | 横/解像度 | 縦/解像度 | アスペクト比 |
正方形 | 例640px | 例640px | 1:1 |
SD(Standard Definition) | 720px | 480px | 3:2 |
HD(High Definition) | 1280px | 720px | 16:9 |
フル HD/2K(Kは1000を表す用語) | 1920px | 1080px | 16:9 |
UHD(Ultra High Definition)/4K | 3840px | 2160px | 16:9 |
8K | 7680px | 4320px | 16:9 |
⑥画面の出力方式:1080pと1080iの違いについて(おまけ)
動画編集していく上で、ここは正直知らなくても全然かまわないよ!
ただ、動画編集の受講生の中にはやっぱり気になる方もいるので詳細を付け加えておきます。
1080p、1080iとは、それぞれ画面のスキャン・出力方式のこと。
1080本ある走査線(横方向のライン)を縦方向に出力していくことで映像を表示させます。
1080pとは?
1080pのpとはプログレッシブ(progressive)方式を指す。
1/60秒で奇数番行の走査線が上から下まで表示され、次の1/60秒で偶数番行の走査線が上から下まで表示されます。
1080iとは
1080iのiとはインターレース (interlace)方式を指す。
1/60秒で全ての走査線が上から下まで順次表示されていきます。
1080pと1080iの比較
- 1080pと1080iの違いは肉眼ではほぼ分からない!
- どちらが綺麗かは環境に依存するため一概には言えない
- 高速対象の映像では、1080iは残像が残りやすい
- 1080pでは出力効率が良く、比較的鮮明に見えやすい
- とりあえず『1080p』を選択しておけば間違いなし
各SNS推奨のサイズ・容量・長さまとめ
おわり
今回は、動画のサイズの種類や解像度などについてなるべく分かりやすくまとめました。
ひとまず、動画編集する上で『1080p』を選択しておくのがおすすめです。
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