『ワイパー風回転イン』-テロップアニメーション-【動画編集 Premiere Proプレミアプロ】

『ワイパー風回転イン-テロップアニメーション-』

今回は、ワイパーのような片側軸回転して表示されるテロップアニメーションの作り方をご紹介。
テロップ以外でも、動画内で画像を表示させる一風変わったアニメーションとしても使い回せるのでおすすめです。

▼今回の目標達成ステップ

  • アンカーポイントを編集して「回転」の基準を変更する
  • ワイパーのような動きをするテロップアニメーションを作成する

アニメーションに必要なキーフレームの打ち方、アンカーポイントの編集の仕方を履修していることを前提に説明します。

キーフレームを使用した基本的なテロップアニメーションの作成法はこちらを参照:『テロップアニメーションの作り方-キーフレーム編-』

本格テロップアニメーションの作り方/文字を動かす方法-キーフレーム編-

アンカーポイントについてはこちらを参照:『アンカーポイントとは?表示の仕方・中心に移動させる方法』

アンカーポイントとは?表示・中心の移動方法

ワイパー風に「回転」の基準を変更する-アンカーポイント編集-

テロップクリップのアンカーポイントを表示する

アンカーポイントをプログラム上に表示させます。

  • テロップのクリップ選択>「エフェクトコントロール」
  • 「アンカーポイント」クリックでアンカーポイント表示

アンカーポイントの位置を変更する

「回転」の基準軸となるアンカーポイントを、画面左下に移動させます。

  • アンカーポイントをクリックドラッグで左下へ移動

ワイパー風回転インするアニメーションを作成する

テロップの「回転」のキーフレームを編集

下記の手順で、テロップが画面左下からワイパーのような動きで回転インするアニメーションを作成します。

  • シーケンス内テキストクリップを選択>「エフェクトコントロール」パネル
  • クリップの先頭にインジケーターを移動
  • 「回転」を「90°」にして1つ目のキーフレーム作成
    • テロップが左下へ回転しながら隠れる
  • クリップの先頭から少し再生した(右側)箇所にインジケーターを移動
  • 「回転」を「-10°」にして2つ目のキーフレーム作成
    • テロップが左下からワイパーのように回転しながら上向きになる
  • さらに少し再生した(右側)箇所にインジケーターを移動
  • 「回転」を「0°」にして3つ目キーフレーム作成
    • テロップがデフォルトの位置に戻る

作成したテロップアニメーションの速さを調整

アニメーションを作成したら、再生して動きや早さをチェックしましょう。

  • アニメーションの展開を速くしたい場合:キーフレームの間隔を狭める
  • アニメーションの展開を遅くしたい場合:キーフレームの間隔を広げる

テロップアニメーションチャレンジ

今まで学んだことを活かして、今度は「画面の右上からワイパー風に回転インするアニメーションを作成してみましょう!

▼ヒント

  • テロップを画面上辺に配置、アンカーポイントを右上へ移動

おわり

今回は、ワイパーのような片側軸回転して表示されるテロップアニメーションの作り方を紹介しました。
テロップ以外にも画像クリップにも適用しても面白いアニメーションなので、活用の幅が広いです。

テロップアニメーションの作成サンプルは今後もどんどんアップしてきますので、ぜひ参考にしてみてください。

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