今回は、文字や画像の縦横比を変えて、縦長や横長に伸ばす方法をご紹介！
▼今回の目標達成ステップ
- オブジェクトの縦横比について理解する
- 文字を縦長・横長に伸ばす編集ができる
- 画像を縦長・横長に伸ばす編集ができる
文字などの縦横比について
縦横比とは？
縦横比とはオブジェクトの縦と横の長さの比率のこと。
テキストや画像などはデフォルトで、縦方向100%：横方向100%の比率で固定されています。
横縦比を変更し縦長に伸ばす仕組み
この縦横比の固定を解除し、比率を変更することで文字や画像が縦長や横長に変形させることができます。
例：当記事のサムネイル文字は、縦横比250％：100％で編集して表現しています。
Premiere Proで個別にテキストや画像を縦長に伸ばす方法
個別に文字（テキストテロップ）の縦横比を編集して縦長に伸ばす
同一クリップに複数のテキストがある場合で、個別にテキストの縦横比を固定解除・編集したいなら、「エッセンシャルグラフィックス」パネルから可能。
- 「エッセンシャルグラフィックス」>対象テキストレイヤー選択
- 「整列と変形エリア」>「スケールをロック」マークをクリック解除
- 左側の縦方向比率に影響する数値を上げる（下記画像の縦横比…250：100 ％）
画像の縦横比を編集して縦長に伸ばす
シーケンス内の画像や動画素材は、「エフェクトコントロール」パネルから縦横比の解除・編集が可能。
- シーケンス内対象クリップを選択
- 「エフェクトコントロール」>スケールの「縦横比を固定」をクリックして解除
- 「スケール（高さ）」と「スケール（幅）」が編集可能になる
- 「スケール（高さ）」の数値を上げる（下記画像の縦横比…150：100 ％）
おわり
画面上のバランス的に一文を一行で収めたい時など、文字を縦長・横幅狭くしてぎゅっと詰めたい場面はしばしありますよね。
今回の方法を覚えておけば自由に縦横比の編集が可能です。ぜひ活用してみてください。
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