例文テンプレ|未経験でも採用されやすいクラウドソーシング提案文・応募文の書き方と④つのポイントとコツ【広告動画編集】

未経験でも採用されやすいクラウドソーシング提案文・応募文の書き方とコツ

「未経験や初心者では採用されないんじゃないか…?」 
「応募文・提案文の書き方が分からない…」
「応募しても全然採用されない…」と応募の書き方に悩んで立ち止まる人は多くいます。

しかしクラウドソーシングの最初の応募文・提案文の書き方次第で、未経験初心でも採用されやすくなります。

実際に、動画編集どころかパソコン操作すらほどんど未経験だった弊講座の受講者も皆、応募を初めて一ヶ月以内に広告動画案件の採用に成功しています。

今回はクライアント側の経験もある筆者が、クラウドソーシングで未経験でも採用されやすい提案文・応募文の書き方のコツと、広告動画編集案件の例文テンプレートを公開します。

▼今回の目標達成ステップ

  • クラウドソーシングの応募文の基本の書き方、④つの基本ポイントがわかる
  • 未経験でも採用されやすい応募文の④つのコツが分かる
  • 広告動画編集の案件に応募する際の例文が使える

未経験者が応募するにあたっての心構え

未経験でスキルに自信がなくても、まずは一つ一つ丁寧にそして数打って応募することが大切です。そうすれば、採用のチャンスを掴めるようになります。

高スキル不要な業務であれば、応募文から「やる気や誠意が伝わってきて、コスパの良い見積もりを提案してくる」初心者・未経験者は採用されることがあります。

これは筆者が実際にクラウドソーシングの発注側で動画編集者を募集した際の話ですが、応募者数が40人いても、そのうち採用候補になるのは半数以下です。

  • 1/4は募集文を全く読んでいない。例えスキルがあっても業務上のコミュニケーションが取れないと判断し、採用候補から真っ先に除外。
  • 1/4は未経験・初心者。誠意・積極性や見積もり次第で採用検討が変わる。
  • 2/4は中〜高レベル者。発注したい業務より余計にスキルが高く、見積もりも跳ね上がる為、意外と採用候補から外れることもある。

広告動画編集の案件の中にも未経験でも手の届くものも多くあり、チャンスはあります。
私の広告動画講座の受講生は全員、未経験初心者からクラウドソーシングで広告動画編集の案件獲得に成功しています。

では、採用されやすい応募文の書き方やコツを見ていきましょう。

クラウドソーシング未経験での応募文・提案文の④つの基本ポイント

まずは現場であるクラウドソーシングから推奨されている応募文の基本の書き方です。
下記の4つのポイントを押さえて構文します。

  • ①自己紹介、簡単なプロフィール
  • ②経験・スキル・あれば実績
  • ③契約金額・見積もりについて
  • ④案件内容に関する答え、質問など

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう。

①自己紹介、プロフィール

名前(本名、ビジネスネーム)

筆者自身は、応募の際はビジネスネームで40倍以上の倍率の採用を勝ち取っていました。
しかし筆者がクライアントとして募集した際は、ほぼ全ての応募者が本名を思われるフルネームを名乗っていたので、フルネームの方が信頼性が高いのかもしれません。

仕事の経歴

できれば応募案件に沿った職歴を記載。年数を交えて業務経験を伝えます。

ちなみに筆者は5年間活動していますが、広告動画編集で学歴が問われたことは一度もありません。
クリエイター系の案件は職歴、実績やスキルが重視されます。

②経験・スキル・あれば実績

動画編集を例に、下記を目安に記載します。

  • 経験:動画編集をしたことがあるかどうか。どんな動画を編集したか。
  • スキル:動画編集ソフトの学習歴やできること(動画カット、テロップ挿入、BGM付けなど)。
  • 実績:仕事として受注したことがあるか。どんなジャンルを受注したか。

できるだけ募集案件に寄せた内容を記載しましょう。

③契約金額・見積もりについて

契約金額欄の入力に加えて、本文にも受注見積もりの詳細を記載しましょう。
パターンに応じたオプション価格などもこちらに記載します。

例:広告動画編集お見積もり
・5分未満…3万円 5〜10分…5万円
・3回目以降の修正…+500円
・冒頭分け…+500円
など

④案件内容に関する答え、質問など

案件募集内容で問われていることには漏れなく答えます。答えられない場合はその断りを記載します。

不明点や相談、確認したいことなどは事前にしっかり問い合わせましょう。
クライアントに相談や伺いをすることは決して悪い印象にはなりません。むしろ、やる気や誠意を感じられる上、しっかり募集文を読んだ上でコミュニケーションを図ってくれる相手だと非常に好印象で採用に繋がりやすくなります。

疑問や不安点があっても、応募の時点で臆してしまって未確認のまま契約すると、実は全くできない案件内容だった・納品ができないと大きなトラブルが発生します。
特にまだ実績の乏しい未経験初心者の時期に、低評価を受けるのは大きな痛手です。基本的にその後採用される見込みがなくなると覚悟した方が良いほどです。


未経験でも採用されやすい応募文・提案文の書き方のコツ

第一の鉄則として、案件募集分に応募方法や記載項目が指定されていたら、その項目は必ず盛り込んで応募分を作成します。

上記を無視すると実績やポートフォリオを見てもらえることなく弾かれます。

では、④つの基本ポイントに加えて以下の採用されやすい④つのコツを記載していきます。

  • 採用されやすい経歴(自己紹介)の書き方
  • ポートフォリオ(基本ポイントの「経験・スキル」の項目に加える)
  • 作業可能時間・納品スケジュール
  • 意気込みや誠意をアピール

ではそれぞれ詳しく見ていきましょう

①採用されやすい経歴(自己紹介)の書き方

未経験者のおすすめの名乗り方

クラウドソーシングで実績(受注数、高評価)があるとビジネスネームやニックネーム、アカウント名などでも採用に問題ありませんが、
未経験のうちは、フルネームを名乗りましょう。

個人情報の観点から、勿論本名である必要はありません。ただ、本名っぽり姓名(例:梶川 健)を名乗ることがおすすめです。

採用側は、全く実績がなくラフ・砕けたニックネームの相手には「遊び半分かもしれない」と感じ、大事な仕事を任せて報酬を払う気にはなりません。

その為、姓名で名乗られた方が印象も良くなります。

未経験の場合の職歴の書き方

類似の経験がなくても、社会人としてしっかり働いていた経歴を記載します。

契約後、納期間際に急に音信不通になってバックれてしまう動画編集者が非常に多いです。
その為、案件と関係のない職歴であっても社会人として最低限のマナーや責任感があると判断できる要素は大切です。

正社員でなくてもどこかに所属して勤務していたことを記載すれば、信頼性が高くなります。

②ポートフォリオ

ここが一番重要です。クライアントの採用担当者は、必ず応募者のポートフォリオを閲覧します。実績のない業務未経験者でも、ポートフォリオをしっかり提示することで採用されやすくなります。

自分で編集した動画ポートフォリオ

広告動画編集の未経験者であれば、動画編集の学習で製作した動画やサンプル動画などを提示しましょう。受注実績がなくても、ポートフォリオ次第で採用されやすくなります。

実際に、当サイトの動画編集講座の広告動画コース受講者は全員、未経験初心者から当講座内容で作成したポートフォリオで広告動画の案件獲得に成功しています。

最低2つ、できれば3つ以上の動画ポートフォリオを作成して募集文・提案文に記載します。

また、今学習中のことやチャレンジしていることなども文章で付け足すと採用側の印象も上がります。

動画ポートフォリオの提示の注意点

動画ポートフォリを提示する際は、自分のYouTubeやGoogleドライブに事前にアップして、そのURLリンクを添付します。
募集文の時点で、「ポートフォリオは直接データを送らずにURLで」と注意書きされていることが多いです。

理由:
・クラウドソーシング上のデータやり取りは上限があったり不都合が多い
・単純にダウンロードなどの手間がかかる上、データ保存の容量を取られたり管理をしたり煩わしいことが多く、採用側とっては非常に迷惑

③作業可能時間・納品スケジュール

クラウドソーシングの募集案件に、応募方法の記載項目として挙げられている事も多ですが、指定されていなくてもこちらから提示しておきます。
そうするとクライアント側も、採用から納品までの業務フローがイメージしやすくなるからです。

作業可能な総時間・時間帯

一週間のうちに作業が可能な総時間数と、時間帯を記載します。

例:
・作業可能な総時間…4時間/日 20時間/週
・作業可能な時間帯…平日19〜23時

納品スケジュール

応募時点からの着手可能日時と、納期の日時を記載します。
※クラウドソーシングの募集文に納期の指定がある場合は必ず指定納期以内、且つ可能な限り早い日時を提示します。

広告動画全体のフローは回転が早い為、クライアントは最短納期を提示する編集者を優遇する傾向がある為です。

例:
〇〇日現在(応募時)
・着手可能:〇〇日〇〇時以降
・納期:仮払い、台本や素材共有を頂いてから〇〇日以内

④意気込みや誠意をアピール

クラウドソーシング未経験の場合、下記の点を意識して応募動機・意気込みをしっかり書きましょう。

募集ジャンルにマッチしたスキルや経験を盛り込む

例:Tik Tok広告動画編集案件の場合。
▶日頃からTik Tokを見て動画の雰囲気を知っている、投稿がバズったことがある。

積極性や適応力を主張する

例:ゲーム実況動画編集案件の場合。
▶ゲーム実況が大好き自分でも編集をしてみたいと思い学習した。ゲーム用語にも精通しているので、テロップ編集や演出に貢献できる。

具体的なやる気、誠意を見せる

例:YouTube広告動画編集案件の場合。
▶提供台本に不明点があれば当日に連絡し、万が一納期が遅れそうな場合は○日前までに連絡・相談すると明言する。
報酬の発生しない短いサンプル案件を提供してもらい、編集指示と納期を確実に守る。
未経験の為、編集の方向性がもし違ったら早めに修正できるように、納期より半分の日付の時点で途中までの動画を一旦納品する。

クラウドソーシング未経験の広告動画編集の提案文・募集文の例文テンプレート

筆者がまだ実績のない未経験者だった頃、クラウドソーシングで倍率30〜40倍などでも実際に採用されていた提案文・募集文のテンプレートを公開します。
コピペ利用OKですので、〇〇の部分などを自分用に置き換えてご活用ください。

★YouTubeをはじめSNSにて、リサーチのために広告動画をよく閲覧しております。また自分で動画編集もしております。

<簡単な自己紹介>
初めまして。〇〇と申します。
都内在住、〇〇才〇〇(性別)です。
〇〇年ほど会社に勤めたのち、現在は動画編集者、webマーケターとして活動しております。


<経験・スキル>
-使用できるソフトとその使用歴-
・Adobe Premiere Pro 〇〇ヶ月
・After Effects 〇〇ヶ月
・Photoshop 〇〇ヶ月
・Illustrator 〇〇ヶ月

-得意なジャンル-
YouTube動画、ビジネス動画、ゲーム実況動画 など

-ポートフォリオ-
  〇〇(URL記載)
  〇〇(URL記載)
  〇〇(URL記載)


<対応可能な業務スケジュール>
-可能な稼働時間-
〇〇時間/日、〇〇時間/週

-着手可能日と納期-
〇〇日現在
・着手可能:〇〇日〇〇時以降
・納期:受注(仮払い・素材の提供)から〇〇日以内


<契約金額・見積もりについて>
〇〇分広告動画:〇〇円
無料修正:納品から〇〇日以内、〇〇回まで
それ以降は要ご相談。
※この度は当案件ジャンルの実績がない為、採用いただけた場合、初回はご提示の半額にて承ります。


<意気込み>(案件に合わせてコツ④のような記載を加える)
・〇〇(Chat Workなどのチャットツール)対応 可能 
・注意点を拝読いたしました。納期遵守いたします。
・不明な点などがありましたら、速やかに連絡・相談を差し上げます。
・指摘や指導は是非頂きたく、改善に励みます。

是非ともご検討を宜しくお願い致します。

おまけ -クラウドソーシング未経験で採用されやすい案件-

クラウドソーシングでは企業だけでなく個人でもクライアントとして発注することができるサービスです。ゆえに、割りに合わないひどい低価格で募集されている案件もたくさんあります。
未経験で実績が0の時は、まずはこういった人気のない案件を狙うのも一つの手です。

なぜなら、実力・実績のある人はまず応募しませんし、未経験・初級者でも敬遠するので、丁寧な応募文とポートフォリオを記載すれば高い確率で採用されやすいからです。
そして一旦報酬のことは我慢し、高評価を得るために全力で仕事に取り組みます。

これは、クラウドソーシング上の実務未経験の自分のアカウントに、実績を数値で証明していくためです。
目安として「受注数と高評価を3件積む」までは、今後に活かすためにライバルの少ない案件に全力で取り組みます。
3件以上実績があれば、条件のいい案件にも採用されやすくなりますので、めげずに挑戦しましょう。

▼独学でつまずいている方・動画編集で収入を得たい方は下へスクロール▼

独学でつまずいている方・動画編集で収入を得たいと思っている方へ


5G・6G環境の普及、社会に浸透し続けるSNS環境などに後押しされ、動画メディアの需要は近年非常に高くなっています。
そして今後も拡大し続ける動画市場に伴って、動画編集者の需要も伸び続けると予想されます。


そのため動画編集のスキルを身につければ、個人でも自分の力で収益を得ていくことは十分に可能です。


動画編集は他の副業スキルと比べても扱いやすくおすすめのジャンルです。プログラミングほど難解ではなく、素人にとってのwebデザインのように抽象感もなく、ライティングより圧倒的にライバルが少なく時間単価も良いからです。


動画編集を本気で学べば短くて1ヶ月ほどでスキルが身につき、その後、月に1万円の収入を出すことも可能です。
(当講座受講生の実例:初心者からPremiereProの学習を始め、2ヶ月目で単価2,500円のTik Tok広告動画を4件獲得。)


副業ブームが来て久しいですが、会社に依存するだけでは失職のリスクは今後も大きくなるでしょう。自分のスキルで収入を得る力がより必要になってきます。

動画編集から仕事の取り方まで、プロの講座を本気で学べば数ヶ月で月5万円の収入も見込めるようになります。

独学からフリーランスとして自律する動画編集者もいますが、その多くは人並み外れた根性と膨大な無駄な時間を一人で費やしているのが共通点です。1年かかっても1万円の仕事も取れない人もいます(筆者はこのタイプで今では非常に後悔しています)。


1年かけて無収入な人、1年で10万円の受講代を払って30万円稼ぐ人、2年目からもその差は大きく開いていきます。


もし、独学で遠回りしまくっている方、つまずいて挫折しそうな方、早く動画編集のスキルアップをして収入に繋げたい方がいましたら、一度受講を検討してみてはいかがでしょうか?


弊サイトの講座はマンツーマンで、業界でも格安の価格設定、受講者からも好評の声を頂いています。(同じ講座内容で10倍の受講料を取る他社スクールもあります)。


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